妹みたいななるちゃんのためだもん、
お姉さんがんばっちゃう!
だからね、
このたみお姉さんに任せなさいっ!!
で、でもわたしは
なるちゃんにそんなこと言ってもらえる資格なんて・・・
だって、わたしは、つぎはぎだらけのお人形で、
なるちゃんが思ってるようなお姫さまじゃ・・・
お姫さまだよ!!
いつも弱くて情けないわたしじゃ王子様にはなれないけど、
何があってもたみお姉ちゃんは
ずっとわたしのお姫さまだから
だから
こんなわたしでよければ、たみお姉ちゃんの隣にいさせてくれませんか?
なるちゃん・・・
(自分が選んだことを受け入れてくれて
一緒に喜んだり、泣いたりしてくれる人がいるのが、とっても―)
なるちゃん、ありがとう
お父さま、少しお話が・・・